土木計画学研究・論文集
Online ISSN : 1884-8303
Print ISSN : 0913-4034
ISSN-L : 0913-4034
出発時刻選択問題における総スケジュールコスト最小化と均衡状態との等価性
井料 隆雅吉井 稔雄朝倉 康夫
著者情報
ジャーナル フリー

2004 年 21 巻 p. 823-828

詳細
抄録
本研究では, 到着地に時刻制約を持つ出発時刻選択問題を取り上げ, その均衡状態において総スケジュールコストが最小化されていることを示している. 道路利用者の道路利用時刻を調整することによって渋滞を解消・緩和させる研究は「需要分散政策」として知られているが, これまでの需要分散政策では利用者の道路利用希望時刻の存在を明示的には考慮していなかった. このため政策が本当に社会的に最適かどうかの評価に問題が残っていた. この問題の解決を助けるため, 本研究では出発時刻選択問題を用いて道路利用希望時刻の存在を考慮した解析を行い, その結果「均衡状態においては総スケジュールコストが最小化されている」という定理を証明した.
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top