抄録
高速道路の集中工事は, その実施中の交通規制により渋滞が発生し道路ネットワーク全体へ大きな影響を及ぼしている. そこで本研究では, 名古屋高速道路でH14に実施された交通行動調査・交通実態調査に基づいて, 集中工事に伴う道路交通状況や交通行動について分析・考察した。また, 時間帯別均復配分モデルを集中工事時の状況を再現した道路ネットワークに適用した結果, 精度よく交通量等を推計でき調査から得られた交通行動変更を考慮することの妥当性も検証できた。このモデルを利用して集中工事時の交通管理に対して, 迂回路への誘導対策等による交通需要コントロール対策といった交通施策を考えた場合の効果を分析した.