抄録
本試験では,飼料中の繊維源としての大豆皮(SBH)・アルファルファミール(AMD)がウサギの一般成分と繊維性炭水化物の消化率等に及ぼす影響とコレステロール(CHO)の出納と血漿中CHOに及ぼす影響について明らかにした。AMD:SBH含量は,1区で50:10%,2区で40:20%,3区で30:30%の3飼料区を設けた。各区の平均体重がほぼ同等になるようにウサギを配分し,2週間ごとに採血し,消化試験は最後の2週間を実施した。消化試験の結果,SBHの添加量を増加させると一般成分の消化率とDEにおいて負の相関が認められ,CHO出納の結果から中性脂肪が蓄積され,血漿中の善玉コレステロール(HDL)の増加傾向を示唆した。AMDの添加量を増加させると,中性脂肪の排泄増加が認められたが血漿中中性脂肪は増加傾向を示唆した。血漿中はCHO,HDL以外は正の相関(P<0.05)が認められた。