抄録
ウサギにおいて血漿中のアミノ酸濃度の変化を指標としてアミノ酸要求量の推定が可能か否かを調べるために,1)血漿アミノ酸濃度の日内変動,2)飼料中のCP・アミノ酸含量の変化に対する血漿アミノ酸濃度の反応の速さとその反応の持続性,3)飼料中のCP含量と血漿アミノ酸濃度との関係について検討した。その結果,1)血漿アミノ酸濃度には日内変動が見られた。2)血漿アミノ酸濃度は,飼料切替え直後から3日後にかけて変化し,3日後以降は安定した。3)飼料中のCP含量と血漿アミノ酸濃度との関係は,一部のアミノ酸で他の動物種における報告と同様の傾向を示した。