Journal of Pesticide Science
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2-[4-(2-ピリジルオキシ)フェノキシ]プロピオンアミドキシ酢酸誘導体のコムギ・カラスムギ間における選択的除草活性
松本 公平井手 欽也早瀬 善男高橋 俊夫武田 禮二林 幸之
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1996 年 21 巻 2 号 p. 165-170

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抄録
カラスムギ (Avena fatua L.) はコムギ畑における強害雑草の一つであり, それを茎葉処理で防除できるものの一つとして, ジクロホップメチルが現在広く使用されている. しかし, そのジクロホップメチルは他のアリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草剤に比べて低活性である. 今回, 著者らが新規に合成した2-[4-(3,5-ジクロロ-2-ピリジニロキシ)フェノキシ]プロピオンアミドキシ酢酸誘導体のなかにコムギ・カラスムギ問で選択性を示す化合物を数種見いだした. それらのなかで, N-エチル-2-[4-(3,5-ジクロロ-2-ピリジルオキシ)フェノキシ] プロピオンアミドキシアセトアミド (23) はジクロホップメチルと比べて, カラスムギに対する除草活性は2~4倍強く, しかもコムギ・カラスムギ間でそれと同程度の選択幅を示した.
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© 日本農薬学会
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