日本公衆衛生雑誌
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看護系大学,短大専攻科,専修学校別の保健師養成について 教員と学生の保健師活動の認識等の実態調査
平野 かよ子池田 信子金川 克子潮見 重毅鈴木 晃平山 朝子古谷 章恵山崎 京子安村 誠司
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2005 年 52 巻 8 号 p. 746-755

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抄録
目的 4 年制の看護系大学で養成される保健師が急増する等保健師の養成に変化がみられるため,看護系大学,短大専攻科,専修学校の学校群別の保健師教育の現状と,学生の公衆衛生や保健師に関する認識を明らかにし,今後の保健師養成のあり方の検討に資することを目的とした。
方法 教員に対しては保健師の資格を得るため科目と総時間に占める割合,公衆衛生や地域アセスメントの教授方法,保健師活動の認識等について,学生に対しては保健師を希望するきっかけ,公衆衛生の学習,公衆衛生や保健師活動の認識,保健師等のイメージ等について,郵送による自記式アンケート調査を行った。
成績 科目数とその占める時間割合,演習時間数と実習時間数,教員数については学校群ごとに差があった。学校群ごとの学生についての差は,年齢や保健師の活動方法の認識,保健師についてのイメージにみられ,公衆衛生についての概念的な理解には差はみられなかった。
結語 公衆衛生や保健師の活動についての学生の理解は学生の年齢や演習・実習等の体験的な学習時間数と関連すると考えられ,看護系大学での教育方法や大学院課程での養成の可能性等について検討することの必要性が明らかにされた。
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© 2005 日本公衆衛生学会
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