抄録
目的 健康日本21地方計画の策定状況および領域・項目設定状況を,自治体区分別に(都道府県,政令指定都市,他の保健所政令市,東京特別区,一般の市,町,村)調べること。
方法 全国の地方自治体宛に郵送調査および健康日本21地方計画書の送付依頼を行った。
成績 郵送調査に回答した市町村および東京特別区1954(回答率61.0%)のうち,自治体区分別の策定率(策定中含む)は,保健所政令市および東京特別区100%,一般の市64.9%,町40.7%,村38.8%であった。策定済と答えた500市区町村のうち,計画のウェブでの公開率(公開予定を含む)は,政令指定都市100%,他の保健所政令市67.6%,東京特別区85.7%,一般の市38.8%,町13.5%,村14.3%であった。収集した462の地方計画書(47都道府県を含む)を対象に国の健康日本21計画に含まれる領域および項目の設定状況を調べた結果,多くの領域および項目について,一般の市,町,および村の設定率が低い傾向があった。
結論 健康日本21地方計画策定または中間評価を実効性あるものにするためには,市町村へのより積極的な支援が必要である。