Journal of the Japan Petroleum Institute
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Niビピリジル錯体含有MOF化合物の調製とエチレンオリゴマー化
京極 啓介山田 智恵子鈴木 康敏西山 志漢福元 圭輔山本 英男印藤 信哉佐野 誠三宅 孝典
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2010 年 53 巻 5 号 p. 308-312

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抄録
ビピリジンジカルボン酸とニッケル塩からニッケル錯体を調製し,次にオートクレーブ中でDMFを溶媒としアルミニウム塩と反応させ,ニッケル錯体を含有するMOF化合物を調製した。IR分析からカルボン酸による吸収が消失していること,また窒素吸着等温線の解析からミクロ孔を有していることが分かった。得られたMOF化合物を触媒とし,ジエチルアルミニウムクロライド存在下でエチレンのオリゴマー化を検討した。ジエチルアルミニウムクロライドのみ,あるいはMOF化合物のみでは反応は進行しなかったが,ジエチルアルミニウムクロライド存在下でニッケル錯体を含有するMOF化合物が高い直鎖状ブテン選択性を示すオリゴマー化触媒となることが初めて見出された。
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© 2010 公益社団法人石油学会
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