Journal of the Japan Petroleum Institute
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総合論文
石油液化ガス補完燃料ジメチルエーテルのP-V-T関係/飽和蒸気圧測定と8定数Benedict-Webb-Rubin (BWR) 式の定数決定—ジメチルエーテルを含む液化石油ガス成分の流体物性測定と推算法に関する検討—(第1報)
辻 智也 , 保科 貴亮, 高木 利治
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2020 年 63 巻 3 号 p. 107-122

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抄録

ジメチルエーテル(DME)に対する8定数Benedict-Webb-Rubin(BWR)状態方程式の定数を決定するため,P-V-T関係と飽和蒸気圧を測定した。P-V-T関係では等容積法によりエタンの350.00~370.00 Kの3等温系,プロパンの350.00~450.00 Kの10等温系,DMEの350.00~450.00 Kの10等温系について圧力8.341 MPaまでの気相領域を測定した。飽和蒸気圧測定では静置法によりプロパン,ブタンおよびDMEについて238.31~402.70 Kの圧力57.06~5015.5 kPaまでの実測値を得た。DMEのP-V-T関係と飽和蒸気圧は軽質炭化水素と類似の傾向を示した。そこで,BWR状態方程式の八つの定数を対応状態原理により,プロパンとブタンの無次元化BWR定数とDMEの偏心因子から決定した。さらに,精度を向上させるために臨界点近傍については402.00 KでのDMEのP-V-T関係の実測値に合致するように3定数を再決定した。

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