Journal of the Japan Petroleum Institute
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総合論文
プロパン+ジメチルエーテル+ブタン3成分系および構成2成分系の気液平衡測定とBenedict-Webb-Rubin(BWR)式による推算—ジメチルエーテルを含む液化石油ガス成分の流体物性測定と推算法に関する検討—(第2報)
辻 智也 保科 貴亮
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2020 年 63 巻 4 号 p. 172-183

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抄録

プロパン+ジメチルエーテル(DME),DME+ブタン,プロパン+ブタンの三つの2成分およびプロパン+DME+ブタン3成分系に対する気液平衡関係と飽和液密度測定を循環法により313.15±0.03 Kで測定した。2成分系の気液平衡関係の実測値は文献値とよく一致し,2成分系相互作用パラメーターを導入したBenedict-Webb-Rubin(BWR)状態方程式で相関した。なお,DMEのBWR式の定数は前報で決定したものを用いた。2成分系実測値に対して液相および気相組成については,偏差の絶対値は,それぞれ2.156 %および1.687 %,飽和液相密度については1.490 %以下であった。3成分系に対する測定は圧力0.8830 MPa,313.15 Kにおいて行った。BWR方程式の2成分相互作用パラメーターのみを用いて推算を行ったところ,液相および気相組成について絶対平均偏差は,それぞれ2.905 %および2.110 %,飽和液相密度については1.490 %で実測値と一致することが分った。

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© 2020 公益社団法人石油学会
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