2026 年 69 巻 2 号 p. 133-138
一酸化窒素(NO)からアンモニア(NH3)を生成する反応(NOx- To-Ammonia: NTA)に活性な触媒探索として,種々の酸化物担体に担持した種々の白金族触媒について活性を調べた。対象とする反応は,NO–CO–H2OおよびNO–H2反応とした。Pt/TiO2は両方の反応に対して,200 ℃でのNH3生成速度が高いことが分かった。NTA活性に対する空間速度の影響を,Pt/TiO2上で両反応に対して検討した。NO–CO–H2O反応では,200 ℃以下のNH3生成速度が空間速度によらず各温度で類似の値を示した。一方で,NO–H2反応では測定した全温度において空間速度の増加に伴ってNH3生成速度の増加がみられた。