視覚の科学
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総説
フルフィールドOptical Coherence Tomographyの取り組みと眼組織の高解像度断層画像計測
秋葉 正博
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2008 年 29 巻 2 号 p. 58-63

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抄録

フルフィールド(FF)optical coherence tomography(OCT)は,低干渉顕微鏡光学系を利用した水平断層イメージング法であり,水平断面をcharge-coupled device(CCD)カメラなどの2次元検出器で撮像することを特徴とする。よって,光ビームの2次元走査を必要とせず,熱光源などの超広帯域光源と結像光学系を利用することで,現行のスキャン型OCTでは困難であった高い深さ分解能と高い横分解能の両立が可能である。本稿では,FF-OCT技術の進歩について顧み,これまで我々が取り組んできた高解像度FF-OCTによる細胞レベルの断層画像化結果を紹介する。

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© 2008 日本眼光学学会
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