日本家禽学会誌
Print ISSN : 0029-0254
卵用種の雛の栄養素要求量に関する研究
VII. 幼雛のカルシウムおよびリンの要求量
土黒 定信森本 宏
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1965 年 2 巻 3 号 p. 167-173

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抄録
白色レグホーン種雌幼雛のカルシウムおよびリンの要求量を知るために, トウモロコシと大豆粕を主とし, 5%の魚粉を含む基礎飼料(カルシウム0.3%, リン0.5%を含有する)に, 炭酸カルシウム, リン酸2カルシウムまたはこの両者を種々の量添加して, カルシウムおよびリン含量の異なる飼料を4週間給与し, 雛の成長, 増体量および骨の粗灰分含量を測定した。
1) 最大の成長および骨の粗灰分含量を得るためのカルシウム要求量は飼料中0.83%であって, NRC標準量より低いことが示された。
2) リンの要求量は飼料中0.6%であって, NRC標準量と一致することがわかった。
3) 無機態リンは飼料中少なくとも0.2%あれば十分であった。有機態リンのリンの利用率はこれまで考えられていたよりも高いことが予想された。
4) 飼料中のカルシウムとリンの最適比率は1.4:1となり, これまでの2:1に比してかなり低くなった。
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