抄録
1.産卵周期内の卵管膨大部での卵白蓄積速度をしらべるため,70週齢の白色レグホン種にトウモロコシ-大豆ミール飼料に給与し,排卵前3,排卵後0,2,5,10時間に屠殺した。
2.蛋白質の卵管膨大部への蓄積速度は一定ではなく,排卵後5時間は1時間当り0.020g,5時間後から次の排卵の3時間前までの16時間は0.127~0.140gに増加し,次の排卵までの3時間は0.477gと著しく増加した.
3.卵管膨大部に蓄積されている水溶性蛋白質は排卵時に7.10gと最高になった。それは卵白2個分に相当する。卵黄が通過する時にその半分が減少した。
4.卵管膨大部の水溶性蛋白質画分と卵白のSDS-PAGEパターンは極めて類似性が高かった。