理学療法の臨床と研究
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原著論文
小・中学生野球選手における下肢・体幹理学所見と肘関節超音波異常所見との関連性―広島野球障害検診(HYMECS)に参加した小・中学生別での検討―
小川 拓郎 溝口 裕章前田 慎太郎平田 和彦今田 直幸横矢 晋中島 祐子夏 恒治今田 英明安達 伸生
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2021 年 30 巻 p. 59-64

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抄録
「目的」本研究の目的は、広島野球障害検診に参加した小・中学生を対象に下肢・体幹理学所見と肘関節超音波異常所見との関係を小・中学生別に調査することである。 「方法」対象は小学生109名、中学生114名とした。身長、体重、下肢・体幹理学所見は①大殿筋テスト、②しゃがみ込みテスト、③軸足片脚バランステスト、④Straight Leg Raising test、⑤Heel Buttock Distance、⑥股関節内旋可動域を測定した。超音波検査の結果からエコー異常群・正常群の2群に分類し、各項目を小・中学生別で比較した。 「結果」身長、体重は、小学生のみエコー異常群がエコー正常群に対して有意に大きかった。大殿筋テストは、小学生のみ投球側・非投球側ともにエコー異常群の陽性率は有意に高かった。その他のテストは小・中学生共にエコー異常群とエコー正常群間に有意差はみられなかった。 「結論」小学生で殿部筋群柔軟性が低下した場合、投球障害肘を考慮し定期的な検診を勧めることが重要である。
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