理学療法の臨床と研究
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原著論文
健常成人に対する超音波診断装置を用いたkager's fat pad測定の信頼性および移動量の検討
伊藤 創葉 清規土師 敬弘国広 友美藤井 尚輝松田 陽子谷田 玲
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2021 年 30 巻 p. 65-68

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抄録

【背景】 本研究目的は、健常成人に対して、エコーでのkager’s fat pad(以下、KFP) の測定の検者内・検者間信頼性、および移動量の検討することである。 【方法】 対象は健常成人15名15足とした。測定肢位は、足関節中間位、底屈位とし、それぞれの肢位でエコーを用いてKFPを描出した。測定方法は、アキレス腱に対し、長軸方向にプローブを当て、踵骨に付着するアキレス腱を描出し、後踵骨滑液包遠位端からアキレス腱付着部の踵骨隆起までとした。検者は4名とし、測定回数は各肢位で3回実施した。 【結果】 ICC(1、1)は検者4名共に各肢位で0.81以上、ICC(2、1)は中間位で0.77、底屈位で0.80であった。KFPの移動量は、中間位と比較し、底屈位で有意に減少した。 【結論】 エコーによるKFP測定の検者内・検者間信頼性は良好であった。KFPは底屈に伴い踵骨方向へ移動した。

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