福島県環境創造センター研究部
茨城工業高等専門学校国際創造工学科
福島大学環境放射能研究所
千葉科学大学危機管理学部
2019 年 48 巻 3 号 p. 156-161
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福島県内より生じる一般廃棄物焼却灰には放射性Cs を含むものがあり,適性処分を進めていくには,その基礎的な物性や放射性Cs 溶出性の把握,溶出抑制方法の検討が必要である.そのため,県内にある一般廃棄物焼却施設より,夏季と冬季にそれぞれ試料採取を行い,それらに関する試験を実施.その結果,放射性Cs 溶出抑制方法として,重量比5%から20%の粘土鉱物の混練が有効な安全対策の1つとなりえることも明らかとした.
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