熊本大学工学部環境システム工学科
通産省名古屋工業研究所化学部
2000 年 29 巻 6 号 p. 455-460
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染色仕上加工業からの排水には, 種々の残留化学物質を含む.本研究では20mg/lアゾ染料 (オレンジII) , 30mg/l非イオン界面活性剤, 30mg/l炭酸ナトリウム, 70mg/l亜硫酸ナトリウムからなる人工排水の紫外線併用オゾン酸化法による処理を検討した.脱色効率は界面活性剤の存在によって向上し97%となった.これは界面活性剤の効果によってオゾンの液側総括酸素移動容量係数が界面活性剤の存在しない場合に比べて1.3倍となった.
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