日本放射線影響学会大会講演要旨集
日本放射線影響学会第49回大会
セッションID: WS8-11
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マイクロビームを用いた研究の進展
SPring-8でのMRT線量分布測定
*大野 由美子取越 正己八木 直人上杉 健太朗夏堀 雅宏鈴木 雅雄小山田 敏文
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抄録
Microbeam Radiation Therapy (MRT)はハードX線を幅20μm程度の簾状にしたビームを用いて照射を行う放射線治療であり、NSLSで提唱され現在ESFR等の放射光施設で基礎研究が行われている。治療効果を議論するのに、高線量部分(peak)と低線量部分(valley)の比が重要となるが、計算による知見のみで、今まで定量的に実測したデータはない。今回このマイクロビームの線量分布測定を行い、計算とも比較した結果を報告する。
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© 2006 日本放射線影響学会
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