東北大学 https://ror.org/01dq60k83
2022 年 29 巻 2 号 p. 82-89
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光電子分光は物質の化学組成および電子状態を調べる表面敏感な計測法である。この特徴を活用することで我々はグラフェンや六方晶窒化ホウ素(h-BN)をはじめとするナノ炭素材料や二次元物質の研究を進めてきた。本稿では、我々が進めてきた光電子分光法を活用した研究のうち、次世代の高速動作デバイスの基板として着目されているグラフェン/h-BN積層構造のバンドダイヤグラム、およびグラフェンのガスバリア性について明らかにした研究を紹介する。
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