自動車技術会論文集
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研究論文
固体高分子形燃料電池の起動停止繰り返しによる性能劣化の特性
高木 靖雄奥園 重徳佐藤 雄一王 振
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2008 年 39 巻 3 号 p. 3_189-3_193

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抄録
固体高分子形燃料電池の起動停止を繰り返すことによって性能が劣化することが知られている.この劣化は,空気極の電極触媒の電食によって起こることを明らかにした.また,劣化を軽減するためには,起動時に空気供給を先に停止する手順,電解質膜の膜厚化,および電極触媒の変更で対応できることを明らかにした.
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© 2008 公益社団法人 自動車技術会
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