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石濱 正男
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_11-3_16
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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プロジェクト型のデザイン教育試行の報告。工学的デザインの定石の上で新しい原理に基づく設計案を生み出させるため、発明手法TRIZを経験させた。その結果、CAEや製作法の基礎がある学生には非常に効果を発揮し、コンパクトで高性能なエンジン吸気系や、段差乗り越え可能な前輪サスペンションなどの発明に到達した。
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飯田 明由, 本田 拓, 小熊 信慶, 加藤 千幸, 水野 明哲
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_29-3_34
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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ドアミラーから放射される空力音響フィードバック音を抑制するため,周期噴流を用いた能動制御を試みた.主流速度30m/s時の流れ場において,ドアミラー表面から周期変動を伴った噴流を噴出することによりフィードバックを低減できることを確認した.騒音低減効果は噴流の変動周期と平均速度に依存することを報告する.
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川元 康裕, 須田 義大, 井上 博文, 近藤 卓宏
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_35-3_40
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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振動エネルギー回生機能を持つ電磁サスペンションの省エネルギー性・高速応答性に着目し,乗り心地向上・タイヤ接地性・省エネルギー性を両立して向上させるために,実走行条件に応じたゲインスケジューリング制御を導入した省エネルギー・アクティブ制御を提案し,実システムにより加振実験を行い,その効果を実証した.
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宋 軍, 吉岡 修哉, 加藤 琢真, 小濱 泰昭
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_41-3_46
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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乗用車の上部後縁形状が空力性能に与える影響を風洞実験により検討した.上部後縁を丸めると,後流の再循環領域が減少する一方,側方の後引き渦が顕著になることが明らかとなった.それに伴い,車体に働く抗力及び揚力が増加することが判明した.実験結果は,乗用車の空力性能を車体後部形状により制御できる可能性を示した.
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- 車両の前後,横複合制御動作と実現される車両運動に関する研究 -
山門 誠, 安部 正人
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_47-3_52
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
減速から旋回にいたるドライバの随意的な複合操作タイミングと車両運動との関連付けを行い,ドライバが操舵角に連携して,ブレーキ・アクセルで前後加速度を制御することにより,「タイヤ垂直荷重移動による間接的なヨーモーメント制御」を行い,横方向の運動を制御しているという実験的解釈を得たので報告する.
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- 車両運動力学的合理性を有する運転動作から抽出したドライバモデル -
山門 誠, 安部 正人
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_53-3_58
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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ドライバのブレーキとステアの複合随意運転試験結果を用い,車両の横加加速度に基づいて,前後加速度を決定する加減速制御方法を導出した.従来の操舵モデルに加減速制御を組み込んだドライバモデルを構成し,運動性能を評価した.制動レーンチェンジ,周回試験においてエキスパートドライバと良好な一致を確認した.
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- これまで提案された基本制御則のオープンループ特性 -
佐野 彰一, 大山 泰晴, 小平 和仙
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_59-3_64
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
現在の操舵制御則は、18世紀の機械技術の制約から導かれたもので、以来ドライバは、それへの順応を余儀なくされてきた。Steer-By-Wire技術の実用化を前に、ドライバーフレンドリで高性能な制御則探索のため、これまで提案された基本的な制御則を、新しい観点と手法で比較検討し、候補となる制御則の手掛りを報告する
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- 開発された制御則の特性と性能の評価 -
小平 和仙, 大山 泰晴, 佐野 彰一
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_65-3_70
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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現在の操舵系の制御則は、18世紀の機械技術の制約から導かれたもので、以来ドライバは、それへの順応を余儀なくされてきた。Steer-By-Wire技術の実用化を前に、ドライバにフレンドリーで高性能な制御則を探索して得られた有望な制御則について、その基本特性と安全性と取扱性からみた性能の向上を多面的に報告する
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牛島 邦晴, 陳 玳= 陳 玳=
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_77-3_82
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
本研究では,軸方向にテーパーを有する薄肉円錐のエネルギー吸収特性について,有限要素法による数値シミュレーション解析を行い,円錐に生じる変形挙動や圧縮荷重の変化について検討を行った.解析結果に基づき,円錐に生じる一つ一つのしわの生成過程に応じた平均荷重の評価方法を提案し,本数値解析結果と比較することでその有効性を確認した.
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- 火炎伝播燃焼と自己着火燃焼の接続 -
松田 健, 和田 裕紀, 河野 十史弥, 中村 健, 漆原 友則
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_95-3_100
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
ガソリン圧縮自己着火機関において、SI燃焼とHCCI燃焼の切替はそれぞれの燃焼特性の違いにより大きな課題となっている。本課題に対し、燃焼切替の遷移領域においてSIとHCCIの中間燃焼を行うことで、安定度、ノックを回避しつつ切替可能である事がわかった。今回このSI-HCCI切替方策を示す。
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松本 純一, 秋山 賢一, 中島 徹, 杉山 元
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_101-3_106
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
レーザ/TOF-MSは高感度な連続分析法として大きな期待が寄せられている.これまで主に実験室での基礎研究に用いられていた本法を,実用計測法として用いるために試料導入法やレーザ条件について検討した.また,このように改良した装置を用いてPAH標準物質や実排出ガスの計測をおこなった.
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小林 利彰, 神谷 満好, 三原 雄司, 染谷 常雄
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_107-3_112
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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小型薄膜圧力センサをピストンスカート面に直接成膜し,ピストン打音発生時のシリンダライナ加振力と密接な関係にあるスカート面の油膜圧力を測定した.結果,低温無負荷実稼動エンジンにおいて,打音の指標であるシリンダライナ振動加速度に追従した油膜圧力が測定され,本測定手法の有効性が確認できた.
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竹村 信一, 青山 俊一, 原 誠之助, 中村 信
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_113-3_118
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
VELは,マルチリンク式特有のリフト特性を有し,高回転域での高リフト,低回転域での低フリクション特性,を両立させている.このような特性を実現する,マルチリンク方式の構造的特徴と,各種特性値の到達レベルについて,本論文で報告する.
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三原 雄司, 松崎 智美, 染谷 常雄
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_125-3_130
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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直径約0.45mmで厚さ5~7μmの薄膜圧力センサを、エンジン実働中の高温下のピストンピンボス部油膜圧力計測用として開発し、その計測精度を従来の薄膜圧力センサより大幅に向上させた。エンジン軸受用の従来のセンサの構造に加え、温度による計測誤差を低減できる窒化膜を用いた新しいセンサ構造について述べ、ディーゼルエンジンでの計測結果を紹介する。
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高橋 幸宏, 中瀬 善博, 佐藤 孝明, 久保田 正人
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_131-3_136
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
レーザ誘起蛍光法を応用し,壁面に付着した燃料の液膜厚さを解析可能な手法を開発した.この手法と高速度可視化を組み合わせて,ポート噴射インジェクタの噴霧が壁面に衝突して付着する際の付着燃料挙動の解析を行ない,噴射量,壁面までの距離,衝突角度,壁面温度が付着燃料の挙動に及ぼす影響を明らかにした.
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木戸口 善行, 藤田 恭史, 梅本 寿丈, 三輪 恵, 大前 和広
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_137-3_143
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
ディーゼル機関における燃料噴霧間の干渉および空気との混合気形成過程は燃焼改善において重要である.本報告では急速圧縮装置に反射型高速シュリーレン法を用い,噴孔数や噴孔径およびスワール速度を変更して,多噴孔噴霧の蒸発過程を撮影し,燃焼画像,燃焼特性と関連させて着火遅れ期間中の混合気形成を考察した.
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- HPL-EGRとLPL-EGRの効果比較 -
金子 淳司, 小宮 怜, 足立 悠介, 村田 豊, 草鹿 仁, 大聖 泰弘, 川野 大輔, 鈴木 央一, 石井 素, 後藤 雄一
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_145-3_150
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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将来の排出ガス規制をクリアするためには,従来よりも低温度かつ多量のEGRガスが必要となる.本研究ではLPL-EGR(低圧EGR)システムを導入した商用車用の多気筒ディーゼル機関を用い,従来のHPL-EGR(高圧EGR)システムとの違いを明確化し,それらが機関性能に与える影響について明らかにした.
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- GTL燃料使用時の排出ガス特性等への影響 -
石井 素, 川野 大輔, 鈴木 央一, 後藤 雄一, 金子 淳司, 小宮 怜, 足立 悠介, 村田 豊, 草鹿 仁, 大聖 泰弘
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_151-3_156
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
従来のHPL(high pressure loop)-EGRシステムに加えLPL(low pressure loop)-EGRシステムを導入した商用車用の多気筒ディーゼル機関を用い,定常運転条件下において吸排気条件を変化させたもとでGTL燃料を用いた場合の排出ガス特性について軽油を用いた場合との比較検討を行った。さらに、GTL燃料の特徴を生かした排出ガス改善の向けたの燃焼制御の方向性を検討した.
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李 鉄, 鈴木 勝, 首藤 登志夫, 小川 英之
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_157-3_162
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
本研究では,単気筒ディーゼル機関を用いて大量EGRを行なう際に燃料のセタン価が機関の燃焼および排気特性に及ぼす影響を調べるとともに,CFD解析により機関着火時の筒内混合気分布に及ぼすセタン価の影響を明かにし,着火遅れに及ぼすEGRおよび燃料セタン価の影響について検討した.
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野口 邦人, 出口 雄司, 井澤 嵩, 高橋 進一郎, 沼田 明, 岩崎 隆夫, 井元 浩二
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_163-3_169
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
直噴式ディーゼル機関の低公害、高熱効率化のために、コモンレール式燃料噴射系及び高圧縮比のもとで、多段噴射特性、燃焼室形状を理論的、実験的に追求した。その結果、本燃焼法により、NOx、スモーク、熱効率を同時に改善すると共に、燃焼室形状とガス流動・燃焼特性、燃料噴射特性と燃焼特性との相関性を解明できた。
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堀田 義博, 中北 清己, 阪田 一郎, 山本 義久, 冨田 浩邦
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_171-3_176
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
230MPaの高圧噴射と噴射率制御による出力と排気の改善効果を単気筒機関を用いて示した。高速時のスモーク限界当量比は噴霧と気流の速度バランスで整理でき、噴射の高圧化により当量比0.78を5000rpmで実現可能。高過給化により初期噴射率抑制の排気低減効果は減少し、200MPa超の高圧噴射を高EGRと併せることがより効果的。
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松本 有平, 高 剣, 西田 恵哉
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_177-3_182
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
群噴孔ノズルは,噴霧先端到達距離を低下させずに燃料液滴の微粒化を促進できると期待されている.本研究では,直噴ディーゼル噴霧内の液相と蒸気相を同時に分離計測可能な二波長レーザ散乱吸収(LAS)法を用い,噴孔配置が混合気特性に及ぼす影響について調べた.
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高木 靖雄, 奥園 重徳, 佐藤 雄一, 王 振
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_189-3_193
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
固体高分子形燃料電池の起動停止を繰り返すことによって性能が劣化することが知られている.この劣化は,空気極の電極触媒の電食によって起こることを明らかにした.また,劣化を軽減するためには,起動時に空気供給を先に停止する手順,電解質膜の膜厚化,および電極触媒の変更で対応できることを明らかにした.
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-燃焼モード切換の検討-
葛山 裕史, 町田 匡浩, 秋濱 一弘
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_195-3_200
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
HCCIエンジンの実用化に必須であるSI燃焼からHCCI燃焼への切換をカムプロファイル切換機構を用いて検討した.その結果,スロットル弁・燃料弁・吸排気可変バルブタイミング機構の動作を調整することで,失火及び過大な騒音の発生がない比較的スムースな燃焼切換を実現した.
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- 内部EGR方式の違いが性能および排気に与える影響 -
河崎 澄, 廣田 和樹, 長田 真悟, 山根 浩二, 大坪 弘幸, 中園 徹
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_201-3_206
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
天然ガスを燃料とするPCCI機関に,吸気先立ち開弁および排気再開弁による内部EGRを適用して実験を行うことにより,燃焼室内における混合気とEGRガスの不均一性が性能および排気に与える影響を明らかにした.
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Yusmady Mohamed Arifin, Tomohiko Furuhata, Masahiro Saito, Masataka Ar ...
原稿種別: Research Paper
2008 年39 巻3 号 p.
3_207-3_213
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
The aim of this study is to investigate the deposition remains of fuel droplets that impinge repeatedly on a hot surface. The fuel droplets tested are diesel fuel, bio-diesel fuel and bio-blended diesel fuel. The deposits formation depended on droplet impingement interval, hot surface temperature, types of fuel and heat transfer of fuel deposits. Bio-diesel fuel and its blend produced rapid development of fuel deposits comparing to diesel fuel. The surface temperature of deposits decreased with repetition of impingement when the wet condition was maintained by a short impingement interval. It resulted in a huge amount of deposits.
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内田 登, 平林 浩, 阪田 一郎, 北野 康司, 吉田 博, 岡部 伸宏
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_221-3_226
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
GTL燃料は高セタン価でかつ芳香族分、硫黄分を含まないため、ディーゼルエンジンからのHC、PM排出量の低減や排気後処理触媒活性の維持等、低エミッション効果が期待されている。本研究では、異なる排気量の実エンジンでの軽油と比較したGTL燃料の排気特性の把握、並びに可視化を含む基礎的な燃焼解析を行った。
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佐々木 正和, 荒木 修一, 木下 繁則, 松井 啓真, 鈴木 敏厚, 林 圭一, 荒井 邦人, 岸 和人, 山下 尚一, 高橋 哲哉
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_233-3_238
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
キャパシタ(EDLC)の性能特性を適切に測定する方法が確立されていないためハイブリッド車等への応用の阻害要因となっている。第一報に続き、高性能キャパシタの性能特性について種々実験及び理論解析を行った結果、静電容量、利用可能エネルギー容量、内部抵抗等について適切に評価するための試験方法を構築できた。
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石田 健二, 伊藤 晶子, 木村 禎祐
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_251-3_256
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
単調運転作業中のドライバの顔画像について、第三者による観察分析を行い、眠気表情の特徴を表す因子を探究した。その結果、従来研究されている「目」に関わる項目の他に、「頬・口の緩み」「頭の傾き」「眉上がり」「口の動き」等の因子が抽出された。
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森 博子, 倉橋 哲郎, 岩瀬 竜也, 町田 貴史, 北岡 広宣
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_269-3_274
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
PCSのような予防安全システムの効果を評価するために,事故再現が可能な交通シミュレータSTREETを開発している。本発表では,STREETを用いて車両対歩行者事故を評価することを目的とし歩行者挙動を再現するモデルを検討した結果を報告する。
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伊藤 誠, 羽生 裕造, 鈴木 意織, 栗田 多喜夫, 稲垣 敏之
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_275-3_281
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
本発表では、自動車運転中に行われる可能性のある副次行動(助手席からものをとる、後部座席からものをとる、など)や、ペダルカバー動作について、運転席にしいた圧力分布センサの計測データから、ドライバが行っている動作を推定する方法を開発したので報告する。
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上條 正義, 北澤 達麿, 小林 正自
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_283-3_288
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
路面の明るさが路上物体の視認性に与える影響を調査する実験を行った。実験は移動視標を用い,それが視認できなくなる限界輝度コントラストを測定する方法で行った。その結果,路面の明るさは水平線上方に存在する視標の視認性に影響を及ぼすことが分かった。
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大桑 政幸, 杉山 和彦, 名切 末晴, 津田 太司, 服部 彰
原稿種別: 研究論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_289-3_294
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
複数の支援システムにおいて,単一マスター警報と個々に異なる警報が,脇見中ドライバの危険事象に対する反応への影響を調べた.ドライバの警報反応時間において,前方衝突では有意差があったが車線逸脱では差が無かった.車線逸脱警報では,逸脱方向から警報を提示してドライバの状況認識を促進することが重要といえた.
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井口 浩志, 香村 伸吾, 白数 隆
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_17-3_22
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
乗心地要求レベルの向上に伴い、ボデー、シート系の振動伝達特性の重要度が高まってきた。本研究では車両接地面加振時のばね上各部振動特性をサスペンション伝達力とイナータンスの積で表現することにより仮想剛体振動を求め、ボデー、シート系各部による振動増幅率を定量化する解析手法の有効性について示す。
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-内装部材を用いた粒子速度低減-
萬 菜穂子, 福原 千絵, 加村 孝信
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_23-3_28
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
自動車の騒音で問題となるロードノイズに対して、シャシー系や車体による対策が一般的である。しかし、これらの対策は、安全性や操安性やなど他性能への影響が大きく、両立が容易ではない。そこで、比較的他性能への影響が小さい内装材による吸音に着目して、ロードノイズを低減することを検討した。
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小島 茂樹, 安木 剛, 金子 正人, 川原 康照, 高橋 直樹
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_71-3_76
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
シェル要素版アルミハニカムモデルを適用した衝突解析用バリアモデルは、バリア荷重履歴の予測精度が課題であった。本論文では、シェル要素に対するアワーグラスコントロールに着目し、アルミハニカムシェル要素の定式化を変更することにより、オフセット衝突でのバリア荷重履歴予測精度が向上することを確認した。
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明 光在, 成澤 和幸, 河合 英直, 後藤 雄一
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_83-3_88
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
重量HEVの燃費・排出ガス試験法としてHILS試験法が検討されている.HILSはHEVの各要素をモデル化し車両パラメータを入力して実ECUの制御から試験モードを仮想走行するシステムである.本研究では,PHEV車両パラメータの感度解析よりそれらがHILSシミュレーションの燃費計算に及ぼす影響について定量的な調査を行った.
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川口 暁生, 小名 国仁, 合羽 輝彦, 高田 倫行
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_119-3_124
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
CAEを利用した自動形状最適化システムと、品質工学におけるSN比の考え方を融合、ロバスト最適化手法を構築。これをディーゼル吸気ポートに適用、誤差因子として中子型ずれに着目し、このときのスワール安定性をSN比とした。GAによる多目的最適化の結果、流量・スワール・SN比の同時向上が可能であることが示された。
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阪田 一郎, 三澤 誠太郎, 森 昌昭, 北野 康司, クラーク リチャード
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_183-3_188
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
フリー
FTD燃料の特性(ゼロイオウ、ゼロアロマ、高セタン価)を有効利用したエンジンシステムの可能性を追求した。市販の2Lクラスの小型ディーゼルエンジンをベースに燃焼・後処理系の小変更により現行の排出ガスレベルをはるかに下回るクリーンディーゼルが実現できることを示し、このメカニズムについて実験的に詳述した。
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- 吸排気弁タイミングの変更による火花点火式機関のノッキング限界改善 -
表 洪志, カンドカー アブ ライハン, 中園 徹, 脇坂 知行
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_215-3_220
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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DME供給に物理特性が近似するLPGの設備の利用を想定して、LPGとDMEの混合燃料の課題である火花点火機関におけるノッキング限界について、吸排気タイミングの変更による改善を行った。1次元シミュレーションツールを用いたカムの検討と試作、エンジンによる実験を行い、排気エミッションへの影響も調査した。
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辻村 拓, 後藤 新一
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_227-3_232
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
ジャーナル
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本研究では,脂肪酸メチルエステル(FAME)を含む軽油をディーゼル自動車に適用した際の始動・走行性能に関する問題点を抽出するため,低温流動性に劣るパーム油メチルエステル(以下,PME)を主成分とするFAMEを用い,-10 ℃の低温環境下における実車両の始動性および走行性能を調査した.
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松尾 治夫
原稿種別: 技術論文
2008 年39 巻3 号 p.
3_257-3_262
発行日: 2008年
公開日: 2010/08/18
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単眼のビデオカメラにより撮影した実車環境の運転者の顔画像から、画像処理による運転者の開閉眼判定方法と視線推定方法を開発した。開閉眼判定では開眼を90%以上、閉眼を70%以上、視線推定では運転者の顔画像を評価者が正面、右、左の3つに識別した結果と比較して80%以上の一致を確認した。
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