自動車技術会論文集
Online ISSN : 1883-0811
Print ISSN : 0287-8321
ISSN-L : 0287-8321
研究論文
「意識の脇見」を伴う対話時における運転者の視覚情報処理
内田 信行浅野 陽一横谷 靖植田 俊彦飯星 明
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 39 巻 6 号 p. 6_217-6_222

詳細
抄録
ドライビングシミュレータ実験から、対話タスクの内容によっては反応時間遅れに加えて両眼注視点のずれ(眼位ずれ)が増大する現象が観察された。この現象は片眼遮蔽による視覚情報入力の低下時と類似していることから、この対話内容を模擬するタスク時のfMRI計測を行った結果、大脳視覚野の活動低下が認められた。
著者関連情報
© 2008 公益社団法人 自動車技術会
前の記事 次の記事
feedback
Top