自動車技術会論文集
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研究論文
ねじり疲労を受ける高周波焼入れ材のき裂進展挙動についての検討
藤本 雅大藤井 淳司松宮 信行
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2010 年 41 巻 6 号 p. 1411-1416

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抄録
車の足廻り部品は耐摩耗性と耐疲労破壊強度が要求され、き裂進展を抑制する圧縮残留応力付与を目的に高周波焼入れが多用される。よって圧縮残留応力下での欠陥有害度評価が重要となる。本報では圧縮残留応力をもつ軸部品でねじり疲労試験を行い、き裂深さの影響を定量評価した。結果CAE推測値と実験結果が良く一致した。
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© 2010 公益社団法人 自動車技術会
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