自動車技術会論文集
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研究論文
統計的指標を用いた実稼働TPA法の精度向上
吉田 準史能村 幸介
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2011 年 42 巻 5 号 p. 1029-1034

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抄録
主成分回帰法による実稼働TPA法は,実稼働時データのみを用い,少ない工数で各入力点から応答点への寄与を求める手法である.本研究では,この手法の寄与分離精度を向上させることを目的に,伝達関数に含まれるノイズ成分を,統計的指標を用い効果的に除去する方向を考案し,その有効性を車両実験を通じて検証した.
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© 2011 公益社団法人 自動車技術会
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