自動車技術会論文集
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研究論文
大型ディーゼルエンジン用前段酸化触媒の数値解析
―触媒層マクロ孔及び触媒密度がNO 酸化率に与える影響―
草鹿 仁中村 元正木 信彦平田 公信宮田 達司森 高行鶴見 二美之
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2014 年 45 巻 3 号 p. 487-492

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抄録

白金を使用した大型ディーゼルエンジン用前段酸化触媒はコスト低減が重要である.本研究では,効率的なDOCのNO酸化性能の向上を狙いとして,準2次元DOC モデルの構築を行った.触媒層の細孔径や空隙率の増加,白金密度の低減などを解析・実証した結果より,NO酸化効率の向上が示唆されたのでこれを報告する.

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© 2014 公益社団法人 自動車技術会
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