自動車技術会論文集
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低セタン価高濃度芳香族の燃料が重量車用ディーゼル機関の 燃焼・排出ガス特性に及ぼす影響
越後 亮梅原 昂平松崎 大顕大聖 泰弘佐川 瞬大那須野 一八
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2016 年 47 巻 1 号 p. 115-120

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抄録

近い将来,余剰重油からの精製が予想されている分解軽油の特性として低セタン価と高濃度芳香族に注目し,これらが燃焼・排出ガス特性に及ぼす影響を調査した.負荷が低いほどセタン価の低下に伴い予混合化が促進される傾向があり,セタン価の低下による燃焼特性の変化には筒内温度依存性があるという結論を得た.

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© 2016 公益社団法人 自動車技術会
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