自動車技術会論文集
Online ISSN : 1883-0811
Print ISSN : 0287-8321
ISSN-L : 0287-8321
研究論文
エンジンのオイル消費に関係するオイルリング下の 油圧発生メカニズムおよびその低減方法に関する研究
長谷川 弘樹菊原 浩司西島 駿輔鈴木 秀和伊東 明美関谷 弘志赤松 洋孝
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 48 巻 1 号 p. 59-64

詳細
抄録

エンジンのピストンに装着されるオイルリングの下に発生する圧力は,オイル消費に影響を及ぼす.そこで圧力測定により発生メカニズム検討およびピストン設計が及ぼす影響の調査を行った.当該部圧力は,運転条件や流入する潤滑油量などの影響を受けること,オイルリング周辺の油穴は圧力低減に有効であることが示された.

著者関連情報
© 2017 公益社団法人 自動車技術会
前の記事 次の記事
feedback
Top