自動車技術会論文集
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研究論文
圧力発生メカニズムを考慮したオイルリング下油膜の 数値解析モデルに関する研究
菊原 浩司関谷 弘志伊東 明美林 洋次
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2017 年 48 巻 2 号 p. 225-232

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抄録

エンジンのオイル消費はPMの原因となり低減が必要である.オイル消費に影響を及ぼすオイルリング下油圧について数値解析モデルを構築し,油圧発生メカニズムに基づいて境界条件の検討を行った結果,オイルリング下油圧は水撃作用の影響を受け,これを考慮することにより当該部の油圧を予測可能であることが示された.

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© 2017 公益社団法人 自動車技術会
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