自動車技術会論文集
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研究論文
同乗者との会話によるドライバの覚醒維持と メンタルワークロードへの影響の検討
小林 隆史藤井 達史紀ノ定 保礼篠原 一光蜂須賀 知理柿崎 勝
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2017 年 48 巻 2 号 p. 457-462

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抄録
同乗者との会話がドライバの覚醒に与える影響について調べた.結果,会話はドライバのメンタルワークロードを許容範囲内に収めつつ覚醒を高めた.また,運転の安定性は会話によって高まった.同乗者との会話は時に妨害の原因とされるが,特にドライバの眠気が問題となる場合には運転に有益となりうることを示している.
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© 2017 公益社団法人 自動車技術会
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