自動車技術会論文集
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研究論文
高度自動運転状況下におけるドライバへの情報伝達方法(第2報)
―感覚モダリティの差がドライバの運転行動に及ぼす影響―
大谷 亮江上 嘉典栗山 あずさ佐藤 健治石井 啓介
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2019 年 50 巻 2 号 p. 511-516

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抄録

本研究では,高度自動運転システムを対象にして,ドライバに運転交代要求を伝達する際の感覚モダリティの違いによる差を調査した。運転シミュレータ実験の結果,視聴覚表示よりも,視触覚表示の方が表示提示時に前方を確認する事例が多いことが示された。本結果より,各種感覚モダリィによる情報伝達方法について考察する。

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© 2019 公益社団法人 自動車技術会
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