自動車技術会論文集
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研究論文
エネルギー最適制御理論を適用した新機構アクティブサスペンションの性能
- 理想アクチュエータを用いた基本性能の把握 -
福島 直人芝端 康二
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2022 年 53 巻 1 号 p. 151-156

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抄録
アクチュエータとダンパを直列に配置しアクチュエータを可動質量とすることで付加質量なしでマスダンパを構成する新機構アクティブサスペンションを提案した.これにエネルギー最適制御理論を適用し,従来技術では困難であった不動点を解消し全周波数域で乗心地性能を格段に向上させられることをシミュレーションにて確認した.
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© 2022 公益社団法人 自動車技術会
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