2022 年 2022 巻 AGI-020 号 p. 01-
人の脳の振る舞いを模倣した有機的情報処理を実現すべく①神秘的な神の創造物である脳の情報処理を真似ることはしないで、②自分の思考/判断/行動を極力、客観的に観察し脳の振舞いを体系化し、③これを実現すべく制御方式を創造、体系化し(この中でブレークスルー*1に遭遇)*1:思考アルゴリズム、記憶制御(連想/階層記憶/活性化伝搬)、仮想視野空間制御④項#②③を相互補完する中で脳機能工学に基づく有機的情報処理を構築してきた。本論では、これまでのアプローチから得られた有機的情報処理の体系と今後の取り組みを紹介する。