人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
繰り返し囚人のジレンマにおける行動が表情に与える影響の分析
小菅 雷太朗秋山 英三山本 仁志栗原 聡
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2024 年 2024 巻 DOCMAS-026 号 p. 04-

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抄録

社会シミュレーションのエージェントに人間の行動を反映する手法として繰り返し囚人のジレンマを用いたアプローチが提案されている。エージェントに組み込む行動モデルの内容として繰り返し囚人のジレンマにおけるしっぺ返し戦略などの人間の協力行動や非協力行動の戦略が採用されている一方で、繰り返し囚人のジレンマでの行動に付随する感情について調査された研究はまだ少ない。行動に付随する感情が判明することで、人間の行動の背後にある感情の解明につながり、より応用的なエージェント構築に寄与することができる。本研究では表情センシングにより、繰り返し囚人のジレンマにおける人の行動が感情に与える影響について調査する。

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© 2024 著作者
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