主催: 人工知能学会
会議名: 第103回言語・音声理解と対話処理研究会
回次: 103
開催地: 早稲田大学 40号館 グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター
開催日: 2025/03/20 - 2025/03/22
p. 242-247
作業療法では感覚統合障害のスクリーニングとして、子どもの姿勢制御能力を評価する必要がある。しかし、作業療法士(OT)の主観的評価を定量的に評価することが難しいという課題がある。従来手法では、姿勢推定手法により得た肘や膝などの一部のキーポイント位置から、OTの主観的評価を回帰する手法が提案された。だが、トップダウンな指標が利用されたため、他のキーポイントにも重要な情報が含まれている可能性がある。そこで本研究ではGraph Convolutional Networkにより、姿勢推定手法で得られる全てのキーポイントを活用する手法を提案する。実験の結果、OTの評価とのスピアマンの相関係数は0.848となった。また、上半身よりも下半身が重要であることと、従来検討された膝やくるぶし以外にも、踵とつま先の関係も重要であることが示唆された。本研究成果は、今後の検査や指標の作成に貢献することが期待される。