抄録
スイートソルガムの収穫適期の把握と高効率圧搾を図るため,荷重計,圧縮試験機などを使って,スイートソルガム節間や細断したソルガムの圧搾特性を調査した。その結果,スイートソルガム節間の硬度と糖度はいずれも播種後第15週以後に高くなり,播種後第16週から第17週までが最も高く,その後は低下する傾向を見せた。これらの推移を考えると,供試スイートソルガムは播種後第16週から第17週にかけて収穫し,搾汁することが有利であると思われた。細断スイートソルガムの搾汁率(ジュース質量/材料質量)は加える圧力とともに増加するが,その関係は対数近似関係で表された。なお,圧搾に当たっては材料の厚さが薄いほうがエネルギーの利用効率が高いことが分かった。