農業機械学会誌
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近赤外分光法による玄米の高速選別に関する研究 (第2報)
玄米1粒成分自動選別機の成分測定精度
夏賀 元康仲村 彰敏河野 澄夫
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2002 年 64 巻 1 号 p. 106-112

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抄録

玄米をタンパク質含量などの主要成分に基づいて1粒ずつ高速に選別することができれば, 育種の精度が向上するばかりではなく, 混米の検出など広い応用分野が考えられる。このような目的で開発した玄米1粒成分自動選別機について, 第1報では装置の概要と動作について報告し, 総合選別速度が2.8秒/粒であり, 実用的な選別速度が得られたと報告した。本報では, うるち玄米 (品種: ひとめぼれ) と酒玄米 (品種: 山田錦) を用い, 水分とタンパク質含量のキャリブレーションを作成したのでその推定精度について報告する。

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