2016 年 78 巻 1 号 p. 86-94
籾米サイレージ調製作業を連続的に行なうシステムを構築し,その作業能率,必要人員数,調製コストの検討を行った。また,破砕機に飼料用米専用破砕機および籾殻処理装置を汎用利用する場合のそれぞれのコストを検討した。その結果,構築したシステムにおいて,作業能率3.5t/hの籾殻処理装置利用で作業人員3人体制では全ての工程を連続して行なうことが可能で,2人体制では脱気·密封作業を破砕機停止後にまとめて行なうことで,連続調製が可能であった。また,専用機を用いる場合で5.1ha以上,籾殻処理装置を汎用利用する場合で9.3ha以上の処理面積で籾米サイレージの調製コストが玄米利用における乾燥調製委託料金の25円/kgを下回る結果となった。