定置型イチゴ収穫ロボットは移動栽培システムと統合したものである。収穫適期のイチゴがロボットの前を通過すると,果実位置,熟度,重なり,果柄位置を計算する。エンドエフェクタが接近し,フィンガが果柄の切断と把持を同時に行う。本ロボットには2つのモードがある。標準ROIモードでは,収穫成功率は夜間稼働58.6%,昼間稼働62.4%で,対象果実と一緒に未熟果を摘み取った。拡張ROIモードでは,厳しい重なり判定のため収穫成功率は夜間稼働27.1%,昼間稼働29.8%となったが,出荷可能な果実割合は高かった。