前処理したカボチャスライスを80,90および100℃の温度下で減圧フライし,含水率および油分などの減圧フライ特性およびカロテノイド等の成分を測定した。その結果,圧力,油温および試料温度の履歴から,予熱,恒率乾燥,減率乾燥と見なされる期間,およびフラッシュポイントを推測できた。また,含水率変化は指数モデル,油分変化はMoyanoら(2006)の示した実験式で表され,減圧フライ特性を把握することができた。さらに,減圧フライによる成分変化については,脂溶性成分のカロテノイドが50%以上,水溶性成分の糖,ポリフェノールもそれぞれ34,43%の残存率を示し,機能性成分の残存程度が明らかとなった。