農業食料工学会誌
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技術論文
主幹形ウンシュウミカン樹に適する着果管理機械の試作開発と作業性の評価
—振動摘らい機と摘果剤局所散布機の開発—
川﨑 陽一郎竹岡 賢二塩田 俊
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2017 年 79 巻 6 号 p. 502-508

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抄録

主幹形ウンシュウミカン樹の着果管理の内,摘らいと摘果の効率をあげるため,小果実類に用いる振動収穫機を改造した振動摘らい機と,摘果では急傾斜地テラス園の狭い作業道幅に適合する小型クローラ型防除機を改造した摘果剤局所散布機を試作開発し,作業効率を検証した。摘らい機の摘らい速度は,人力摘らいに比較して25.5倍であり省力化が明らかになった。摘果作業では,試作開発した摘果剤を横縞状に局所散布できる摘果剤局所散布機の利用で慣行の人力間引き摘果に比べて作業時間を3%に削減でき,その精度も高かった。

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© 2017 農業食料工学会
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