ブロードキャスタ(粒状肥料散布機)を水稲乾田直播栽培での播種作業に利用することを目的として,繰り出された水稲種籾の損傷程度,種籾での散布精度,実作業時の散布分布について調べた。損傷した種籾は,ほとんどみられなかった。散布幅8 mで,散布のばらつきが小さかった。作業速度の上昇にしたがい,繰出量が増加する傾向がみられたが,設定繰出量との著しい差はなかった。播種の前後に行われる耕起と鎮圧作業について,苗立ちの良否から検討した結果,チゼルプラウによる耕起とケンブリッジローラによる鎮圧の組み合わせでも,ロータリによる耕起とケンブリッジローラによる鎮圧の組み合わせと同等の結果が得られた。