GPS自動操舵システムを用いた整地・播種随伴作業体系の構築と評価を行った。整地・播種随伴作業体系は,GPS位置情報に基づく高精度な整地作業と,マニュアル運転トラクタによる播種作業を同時並行に行う作業体系である。本作業体系の一例では,5 ha区画圃場の作業工期が慣行法と比べて34.9 %短縮できる効果を示した。また,本作業体系により,従来高度なトラクタ運転技術が必要だった播種作業が容易になり,中級者も熟練者と同等な精度で作業ができることが示された。本作業体系は,国内メーカーで開発しているロボットトラクタの作業体系にも採用されている。