ホウレンソウ調製作業の高能率化を目指し,調製機を開発するとともに,その調製精度,作業能率等の性能を明らかにした。開発機は,作業者がホウレンソウを1株ずつコンベア上に静置すると,根部を切断し,子葉と下葉を除去する。根部の切断精度は,平均切断長6.9 mm,標準偏差1.4 mmであり,これは,店頭販売品と比較しても,十分な精度であった。子葉,下葉除去率については,現行機での74.9 %に対し,開発機で94.3 %と向上した。作業能率は,現行機での供給1人仕上げ3人体系での508株/(人・h)に対し,開発機では,供給1人仕上げ1人体系で926株/(人・h)であり,作業能率が大幅に向上した。