農業食料工学会誌
Online ISSN : 2189-0765
Print ISSN : 2188-224X
ISSN-L : 2188-224X
研究論文
光位置検出素子を利用したブームスプレーヤの散布高さ検出装置の開発
藤本 与佐藤 禎稔船引 邦弘
著者情報
ジャーナル フリー

2022 年 84 巻 5 号 p. 332-338

詳細
抄録

ブームスプレーヤの散布高さ自動制御システムの開発を目的として,光位置検出素子(PSD)を3個利用した散布高さ検出装置を開発した。屋外での安定した計測のためにPSDに赤外線透過フィルタを付加したうえで,代表的な畑作物の葉を供試して測距特性を求めた。また,複数のPSDを隣接して使用する場合,相互に干渉して誤動作することから,PSDの最適な配置を実験によって求めた。試作した検出装置の精度評価のために,バレイショほ場で実験を行った。実験結果より,散布高さが約60cmの場合,超音波センサを基準とした検出装置のRMSは5.5cmであり,散布高さを計測するセンサとして有効である知見を得た。

著者関連情報
© 2022 農業食料工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top