ブームスプレーヤの散布高さ自動制御システムの開発を目的として,光位置検出素子(PSD)を3個利用した散布高さ検出装置を開発した。屋外での安定した計測のためにPSDに赤外線透過フィルタを付加したうえで,代表的な畑作物の葉を供試して測距特性を求めた。また,複数のPSDを隣接して使用する場合,相互に干渉して誤動作することから,PSDの最適な配置を実験によって求めた。試作した検出装置の精度評価のために,バレイショほ場で実験を行った。実験結果より,散布高さが約60cmの場合,超音波センサを基準とした検出装置のRMSは5.5cmであり,散布高さを計測するセンサとして有効である知見を得た。