イチゴ栽培の重要な生育診断要素である若葉の画像計測のために,株上方からの気流で株内部にある生長点を露出させるのに必要な条件を検討した。まず,風洞実験で直上から送風した結果,風速6 m/sで供試株の95%で生長点が露出し,1秒の間に露出する頻度は89%であった。このとき,第1〜3葉を水平に35 mm程度,想定通りに株の外側方向へ移動できた。つぎに,作物列方向にクアッドコプタを飛行させて観測することを想定し,送風位置による気流の作用を計測した。風速6 m/s程度が葉身に加わる条件では,作物列直上から気流を加えたときに,株の前後400 mm長を移動する間の生長点露出頻度が76%と最も高かった。