本研究はブームスプレーヤのブーム高さを検出するために,光位置検出素子を利用した検出装置を試作し,北海道の畑作で栽培されている基幹作物に対する検出精度を明らかにした。対象作物の上方を一定の速度で水平に走行する移動台車を利用して検出装置から作物までのブーム高さを検出した。実験の結果,バレイショ,ダイズ,テンサイは実測値に対する平均誤差が±4 cm以内であった。一方,コムギは11.6 cm遠く検出されることが明らかになった。出穂期以降のコムギに対して,ブーム高さに穂の長さを補正する必要があるものの,本装置は北海道で利用されるスプレーヤのブームを自動制御するための検出装置としての有効性が確認された。