2025 年 87 巻 4 号 p. 396-406
本研究は水田(1.4 ha)を対象に,田面高と作土深のグリッドベース相関分析を行った。田面高はUAVを用いて34,080,826点,作土深についてはスマート田植機を用いて8,021点計測した。欠損データの補完と拡張のため作土深データにオフセット処理を適用し,セルサイズ2 mのとき欠損率が2.2 %となった。また,欠損率を考慮した評価指標として加重RMSEを用いてセルサイズを最適化した結果,セルサイズが2 mのときに空間的均質性と局所的変動の可視化に最適であることが示された。さらに,田面高と作土深には負の相関(r=−0.53)があり,田面高が低いほど作土深が深くなることが明らかとなった。