人工臓器
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シンポジウム「医と工の連携」肝機能補助装置共同開発の経験からの反省と示唆
葛西 眞一水戸 廸郎
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1992 年 21 巻 1 号 p. 16-19

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抄録
肝臓は極めて複雑な機能を有する臓器であり、重篤な機能不全の予後は今日なお不良である。この機能不全に陥った肝臓の機能を人工的に補助しようとする試みは、1914年のAbelによる血液透析や血漿交換の実験研究を嚆矢とする。著者らも1950年代の末頃から、生体材料としての凍結乾燥肝顆粒を代謝のリアクターとした生物学的人工肝の研究を続けてきた。1970年代になって、いわゆるbiotechnologyの進歩を背景に人工肝の研究が盛んとなり、1979年には肝機能補助装置のナショナルプロジェクトがスタートし、著者らも遊離肝細胞を用いた代謝機能補助部門を担当することになった。工学サイドとしては、企業および大学の研究者、医学サイドとしては、主に人工肝研究に携わる医師が参加した。約6年間の研究の歩みを振り返りつつ、人工臓器開発における共同研究について若干の考察を加えた。
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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