人工臓器
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新しい外部灌流方式膜型人工肺Monolythの臨床的検討
兼安 秀人日野 恒和池田 豊秀板岡 俊成大貫 恭正横山 正義新田 澄郎
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1992 年 21 巻 4 号 p. 1360-1363

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抄録
新しい外部灌流型膜型肺Monolythを臨床使用した. 本人工肺は, 膜素材がmicroporous poly-propyraneであり, 膜面積2.2m2, 人工肺部分の充填量は290mlと小型化されている. ガス交換能と血球に対する影響を臨床的に検討しほぼ同様の規格を有する他の人工肺(Dideco 社製 Compactflo)と比較した. その結果から, 酸素加能, 炭酸ガス排出能共に良好であり他肺と遜色なく使用できると考えられた. また本人工肺は回路やポンプとのinterfaceがとくに優れており, 回路を含んだ充填量は900mlとすることができ, この点から開心術の補助手段としての体外循環のみならず, 長期間の循環補助を目的とする体外循環に用いられる人工肺の今後の方向を示唆していると考えられた.
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© 一般社団法人 日本人工臓器学会
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